LGが欧州で商標出願。新たなディスプレイモデル4件

LGディスプレイがスマートフォン・TV・コンピュータのモニタ用パネルなど、新たなタイプのディスプレイに関する4つの商標を出願した。
 外信や韓国経済新聞によると、LGディスプレイは先月31日(現地時間)、EUIPO(欧州連合知的財産庁)にOLEDおよびLEDを変形したものと推定される4つの新たなディスプレイタイプに関する商標を出願したという 。
 今回申請されたのは、LG MOLEDとPELED、MicLEDおよびI-LEDである。従来のLEDおよびOLEDディスプレイを新たに変形したもので、スマートフォンやタブレットコンピュータ、ウェアラブル端末、デジタルサイネージ、コンピュータモニタ、タッチパネルテレビ用として使用されるものだ。
 まず、MOLEDは、OLED(有機発光ダイオード)ディスプレイが変形したものであり、OLEDの利点であるブラックの表現、優れたコントラスト比、広い視野角とエネルギー効率を生かしながら、プラスチック素材を適用したものと推測されている。
 LGのV50シンキュ(LG V50 ThinQ)のようなスマートフォンには、プラスチック材料を意味するPOLEDディスプレイが搭載されており、韓国メディアは、サムスン電子のギャラクシーS20シリーズに装着される予定のSAMOLED(Super Active Matrix Organic Light Emitting Diode)のような種類であると解釈されている。
 PELEDはLEDディスプレイの変形であり、コンピュータのモニタやTV用と推定されるが、「PE」という用語の意味が何であるかは確認されていない。
 MicLEDは、サムスンが過去2018年初めに公開した、The WallのようなマイクロLED技術であり、OLEDと似ているが、有機物質を使用していないという違いがある。寿命が長く、表現できる色の範囲と広く、より鮮明な画質を実現できることが知られている。
 韓国経済新聞によると、LGはこれまでOLEDディスプレイ技術にリソースを集中してきたが、高価な製造コストとパネルのサイズ拡大に支障があり、市場性には制限があったとし、その点でLG MicLEDは意味があると評価する。
 また、商標登録はこれまでも製品の発売直前に行われた場合が多く、LG電子の超大型マイクロLED TVの発売も近いのではないかと分析する。

 

コリア・エレクトロニクス

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