GMとLG化学が米で世界最大規模EVバッテリー工場設立

LG化学が米国1位の自動車メーカーであるGM(General Motors)と電気自動車バッテリーセルの合弁法人を設立する。
 
合弁会社は、50:50の株式に両社がそれぞれ1兆ウォンを出資し、段階的に2兆7000億ウォンを投資して30GWh以上の生産能力を確保する計画だ。工場の敷地は、オハイオ州(Ohio)州ローズタウン(Lordstown)地域で、来年半ばに着工。量産されたバッテリーセルは、GMの次世代電気自動車に供給される。

 両社が合弁会社を設立したのは、電気自動車メーカーへの転換を宣言し、高品質のバッテリーの安定供給を必要とするGMと、バッテリーの分野での大規模投資に伴うリスクを最小限に抑えつつ、急成長する米国市場の先取りしたいLG 化学の利害が一致したためだ。

 LG化学がGMの合弁パートナーに選ばれたのは、過去10年間、両社が続けてきた協力関係が背景にある。LG化学は、GMが2009年に発売した世界初の量産型電気自動車のシボレー・ボルト(Volt)のバッテリー単独サプライヤーとして選定された後、GMの電気自動車フラッグシップモデルであるシボレースパーク(Spark)、シボレー・ボルト(Bolt)などにバッテリーを供給している。

 GM CEOメリー・バラ(Mary Barra)会長は、「GMの完成車製造技術とLG化学の主要なバッテリー技術が結合すれば電気自動車の時代への移行が加速するだろう」と述べ、
 「LG化学との緊密な協力を通じて、私たちが顧客に伝達できる価値が向上するものと期待する」と述べた。
 LG化学CEOシンハクチョル副会長は「GMとの合弁会社設立は、単純な協力を超えて、排出ガスのない社会を成し遂げ、エコカー時代への変革をリードする偉大な旅の始まり」とし
 「LG化学の世界最高水準のバッテリー技術力、安全性と信頼性、量産経験などの技術ソリューションを顧客に提供し、グローバルマーケットリーダーの地位をさらに強化するだろう」と述べた。
 
 LG化学は、2012年からミシガン州ホランド工場を本格稼動した後、継続的な増設により、現在約5GWhの生産能力を備えている。 今回のオハイオ州の合弁法人設立により米国で2つの目の生産拠点を確保することになる。両社は、それぞれの分野での主要な技術力と量産能力、10年間の協力関係を通じて構築してきたノウハウなどを積極的に活用し、米国電気自動車市場での優位を確立する狙いだ。

  今回の合弁会社設立にLG化学は、5つの独自の生産工場と2つの合弁生産工場など、計7つの生産拠点を確保することになる。これまでLG化学のバッテリーが搭載された電気自動車は270万台に達する。
 
 現在、LG化学のグローバル電気自動車のバッテリーの生産能力は約70GWhレベルであり、2020年までに約100GWhに拡大する計画。
 LG化学は、大規模な受注量をもとに、安定した量産能力を確保し、2024には年電気自動車のバッテリーを中心に全体のバッテリー事業の売上高の30兆ウォン以上を達成する計画だ。
[写真]GM CEO Mary Barra氏とLG化学CEOシンハクチョル氏(LG化学提供)

コリア・エレクトロニクス

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